茶飲み場

　女性は結構外に出て、お友達とお茶をしたり、お稽古に行ったりしておしゃべりをする機会が多いけど、おじいちゃんたちって、そういう所が案外ないんですよね。
若いころは飲みに行ってホステスさんなんかと、たわいもない会話をするのが楽しかったみたいなんだけど、年をとってくると、飲めなくなってくる。
それに夜に外に出るのが面倒になってくる。
土曜日に家に見えるお客様は、男性客が多く、薬局がお茶飲み場になって、いろいろと情報交換をしていかれます。
人の家に行くにも、相手の家の方に迷惑をかけることを結構気にしているんですよ。
昔は気兼ねなく寄れる店もあったんでしょうけど、今は田舎もスーパーが多く、個人店は少なくなってしまいました。
お茶やお菓子はこちらでお出しします。
ときどき持参の方もいらっしゃるし、奥様の手作りを持ってきてくれることもあります。
楽しそうに一時間くらいおしゃべりしていかれます。
家ではあまりしゃべらないお父さんたちも、案外おしゃべりなんですよね。
頭を使って、しゃべって、笑うことってすごく大事だと思います。
だって毎日、黙々と仕事しているんだものね。
誰か来ていないかなって、一日に、二回も三回ものぞいていかれる方もいらっしゃいます。
最初は自分の仕事ができないと不満に思ったこともありましたが、今は寄ってもらえる店になったことを誇りに思います。
目の悩み専門アドバイザー　山形とし子
なんごう薬局
電話：０２２９-５９-１０５５　　FAX:０２２９-５９-１０５６
　かすみ目、緑内障、飛蚊症でお困りの方